ランプシェード(ひょうたん)の作り方


 ひょうたんをモチーフにした自作ランプシェードです。
 コンセントからスイッチまで、なんとなく昭和のイメージを追及してみました。
 



工具 えんぴつジグソー木工用ボンドクランプかんなメジャー紙やすりさしがね、のり、筆ペン、はさみ
材料 木ねじ(16mmx4本)、
6mm厚くらいのベニヤ板
A:200x200x1
B:200x150x2
C:212x150x2
400x600位のベニヤから切り出すといいでしょう。
18x18くらいの棒、と100mmx70mmx18mm厚くらいの板。端材でもかまいません。
書道用半紙、電球、電球ソケット(壁取付タイプ)、コード用スイッチ、コンセントプラグ、配線固定用ステップル


左の画像をクリックすると大きい画像が表示されます。
 まずはベニヤを必要なサイズに切ります。
 ここではジグソーを使って切っています。
 ホームセンターでカットしてもらった場合はこの工程は省いてください。
 200mmx150mmと、212mmx150mmの(ベニヤの厚みx2を足した)ものが、それぞれ2枚ずつあります。
 ベニヤは切断面が荒れやすいのでカドをかんなで軽く面取り、やすりでカドだけ仕上げておきます。
 200mmx200mmの板に鉛筆でぐりぐりとひょうたんを書きます。
 ひょうたんでなくてもかまいません。そこは気分です。何でもいいんです。
 ただあまり小さいと光が出てこないかもしれません。なるべく中心が開くようにしましょう。
 ジグソーの刃を入れるための穴をドリルで開けますが、切り抜いたひょうたんはもしかしたら別のことに使えるかもしれません。
 なるべく端っこのほうに穴を開けましょう。
 ジグソーの刃が入るだけの穴の大きさがあれば大丈夫です。
 今回は5mm。
 いきなり5mmの穴を開けるのではなく、先に2mm、3mm、と広げていきました。
 そのほうがバリバリが出にくいのです。
 鉛筆で書いたラインに「大体」そってひょうたんを切り抜きます。
 細かい曲線部分でジグソーの速度が速すぎると刃が熱を持ってしまいますので、少し速度を落としながら、しかしとまらずにゆっくり切り進みましょう。
 ジグソーではなく、板のほうをまわすようにするのがコツです。
 鉛筆の線とだいぶずれてますが、ぜんぜん気にしないことにします(笑
 枠と、ひょうたんができました。
 枠の内側を紙やすりで削っておきます。
 さて、そこで端切れ、または買ってきた18mm四方の棒の登場です。
 これを、適当な長さに切ります。
 今回は20mmのつもり。
 ジグソーにガイドをつけて切断します。
 20mmのつもりです。
 しかし、、、?(笑
 ずれてますねー、切断する段階でわかっているのですがもうぜんぜん気にしません(笑
 だいたいこのくらいのサイズ、でOKです。ここはもうまったくシビアではありません。
 それを、写真のように使います。
 90°になる部分を当てて、木工用ボンドで200mmx150mmの板をひょうたん枠に直角に接着します。
 クランプを2種類使って固定します。
 本来であればこの状態でしばらくボンドが乾くまで待ちましょう。
 しかし、せっかちな私は反対側も。
 こういうせっかちさが、失敗を招くことは、、、よくわかっているつもりではあるのですが、、、
 やりたいとなると我慢ができなくなるのが、悪い癖、、、(-_-;
 何はともあれここまでで小休止です。
 さて、上の工程からしばらくたちまして、今度は残った212mmの板を貼り付けます。
 今度は、長いクランプを使います。
 直角クランプも使います。
 212mmの板と触れるところには全部ボンドをつけ、がっちり貼り付けます。
 そして辛抱強く(笑)待ちます。
 そして最後の1面を貼り付けます。
 今度は単に上に重しを乗せてます。
 そしてお次。
 100円ショップで買ってきた一輪挿し。
 壊れてまきすだけが所在なげに転がっていたのですが、なんと200mx200mm!(笑
 偶然ですがこれをつけたらいい感じになるんじゃないかと貼り付けてみました。
 上のところだけ、ボンドでぺたっと。
 もちろんこれも、接着してからクランプで固定して乾くまで待ちます。
 写真ではコードが延びています。はい、写真を撮っていなかったのです。
 さて、続きまして半紙を用意しまして、写真のようにだいたーいで大きさを決めます。
 箱よりちょっと小さめ、開けたひょうたんよりも大き目の紙を作ります。
 そして切り抜いたひょうたんを当ててなんとなーくサイズをとります。
 そしてその枠の中に、好きな絵を書きましょう。
 これは、実はすでに3枚目、子供がね、つつくんですよ。楽しいんでしょうねぇ…(涙
 切り抜きます。
 箱に当ててみて微調整しますので、ここでは大体で。
 もちろん、そんなに大雑把なことばかりでは気分が悪い!と言う方は、正確に190mm四方くらいで切り抜いていただいてもまったく問題ありません。
 箱の内側にのりをつけ、貼り付けます。
 えー、すでに何度か貼り付けた後がありますね、、、(-_-
 続きまして、電球の取り付けです。
 ホームセンターなどで売っている壁取付タイプの電球ソケットを取り付けます。
 まず電源ケーブルの先を1cmくらい剥いてネジに取り付けます。取れないようにしっかりネジ止めしてください。
 ホントは圧着端子など使うとかっこいいのですが、面倒くさがりな私は写真のようにいい加減なつけ方です。
 18mmの板に16mmくらいの木ネジで取り付けましょう。場所は、大体真ん中にあればOKです。
 ケーブルをU字の釘で固定します。
 一つではなんとなく心細いので二つ。
 コンセントと、スイッチを取り付けて…
 私は結構ランプに近いところにスイッチをつけましたが、それはお好みで調整してください。
 手元スイッチのつけ方はとても簡単。
 片方を切断して少し開いて、写真のようにセットして…
 ふたをするだけ。
 ソケットのふたと電球をつけて、箱に固定します。
 箱への固定は、箱の下から木ネジ4本で止めます。
 もうホント適当な位置で(笑
 後から見たところ。
 後から見たところその2
 これで、完成です!!
 つけてみたところ…
 自分で書いた落書きが光るのはなかなかいいものです(^-^
 実は本当に製作していたときは一気に作ってしまったために写真を撮っていません。
 同じ工程の写真をつなぎ合わせてできた作り方なので、微妙に写真と手順が違っていたりします。
 作り方でわからないことや相談などありましたらお気軽にこちらのメールフォームからお問合せください。
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